2008年6月15日日曜日

Labolgaとmixi ゆるい私的考察

Labolgaという新しいSNS(Social Networking Service)の広告を春先からちらほら見かけていたのですが、最初にアクセスした時にはまだ準備中でした。
それからもしばらくはLabolgaのことが頭の片隅にあったので、1週間ほど前に再アクセスしてみたところ活動を始めていたので、とりあえずメンバーになってみました。

日本のSNS最大手のmixiにも入っているので、どうしても両者を比較してしまいますが、Labolgaはまだ立ち上げたばかりであるため、「ネットワーク」と呼べるところまで会員数が達していないようにおもいます。
mixiが複数アカウント対策で海外からの新規加入を事実上不可能にしている現在、他のSNSとは「海外」ということで差別化を図っているLabolgaに、海外在住日本人や海外とのコンタクトを希望する日本在住者が流れるのかも知れません。

Labolgaの場合は名前は"a global"の倒語から来ているのだそうですが、Labolgaを運営する会社はサンフランシスコにあるLABOLGA CORPORATIONで、会社概要には事業内容として
 1)SNSサイトの運営
 2)掲示板の提供
 3)広告スペースの提供
とあります。

これまでのところ、Labolga内に企業の広告がAdSenseのような形でもバナーでも表示されたことはないので、3)はこれからなのかも知れません。
3)がないことには運営費用がどうやって賄われているのか大変不思議ですが、
「当SNSにはこれだけ大勢の加入者がいますので、広告の効果は絶大です。」
とマーケティングするのであれば、現在の加入者数(これを書いている段階でおそらく800人強 mixiの会員数は既に1000万人を突破)ではまだ難しそうですから、これから会員数が増えていけばいずれは広告が出てくるのでしょうか。

mixiのように1000万人規模(もちろんアクティブでない会員、複数アカウントを除けばもっと少なくなりますが)になると、スイスの人口よりも多いわけですし(笑)、既にネット上のコミュニティーというよりも大きな、小国並みの組織になっています。
当然mixi内のコミュニティー(LabolgaではGroupに相当)も相当な数に上ります。
コミュの乗っ取りや嫌がらせなど、ネガティブな面を経験したことのあるユーザーも多いのではないでしょうか。

Labolgaの場合はmixiと違いMy Note(mixiの日記に相当)の公開対象を限定する、或いはGroupを非公開にするなどの機能がないので、設定全体がオープン過ぎる気もしています。mixi以上に個人情報の公開に神経質にならないといけないのかも知れません。

個人的な希望はLabolgaに対していろいろありますが、それはまた次の機会に。

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