2008年6月30日月曜日

夏休み

7月から1ヶ月、このブログをお休みします。

8月にはスイスに戻ってきますが、それまで北半球のみなさま、素敵な夏をお過ごしください。
南半球のみなさま、楽しい冬を!




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Euro 2008 スペイン優勝

スペインが優勝しましたね。

試合後、興奮して喜びを隠しきれないスペインと、1点が取れず勝てなかったドイツの落胆ぶりが対照的でした。
こういう時、負けた選手はどんなことを考えるものなんでしょう。
ここまで来るのも並大抵のことではないです。
うちの近所の子ども達も、将来はプロのサッカー選手になりたい、できたら代表チームでプレーしたい、と言っていますが、その中から本当にそこまでいけるのは、一握りよりも少ないくらいで、2部リーグの選手でさえ大変です。
子どもの頃から練習を重ね、才能もあって厳しい競争に勝ち抜いてきて、ここまで来たのに目の前で逃げていく優勝。
あと10分多く練習しておけば良かったのか、あと5分相手チームの分析をしておけば良かったのか、それとも根本的に足りなかった部分があったのか...
プロはそういうことを考えるものなんでしょうか。
それともやるべきことはやりつくしたのだから、しょうがない、と結果を静かに受け止められるものなんでしょうか。

テニスのような個人競技ではないですし、勝敗に大きく影響する審判も人の目で見て判断しているのがサッカーですから、運にも左右されると思います。
たまたま突出した才能のプレーヤーが同時期に現れ、チームを組めたのであれば、彼らがバラバラに活躍するよりも勝てるでしょう。
選手が良くても監督がだめなら、やはり勝てないでしょうし。

若い頃は、勝負事は実力で決まる、と思っていました。
もちろん今でも実力のない人が勝てるとは思いません。
でも力があっても勝てない人もいるということが、最近目につくようになりました。
昨夜の試合はスペインの方に力があるように見えましたが、圧倒的な差ではなかったと思います。
おそらく紙一重の差だったんでしょう。
でも勝敗を分けたのはそれだけではきっとないんでしょうね。

フィールドで座り込むドイツ選手の顔が映る度に、そんなことを考えてしまいました。





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